
今回は、「大手企業の内定を狙うべき理由」についてです。
「中小でいいや・・・」と弱気になっている人は読んでおいた方がいいと思います。
私自身、ホワイトな大手企業に働いていて実感する良さは沢山ありますし、第二新卒として転職活動を時期を分けて3回も行った経験からしても(結果、冷やかしになってしまいました。笑)、ホワイトな大手企業の圧倒的待遇には目を丸くしてしまいます。
仕事柄、中小企業や同族経営企業の方と絡むことが多いのですが、そういう場面でもやはり大手企業のすばらしさを実感します。
もちろん、中小企業でも素晴らしい企業は沢山あります。規模は大きくなくても世界シェアトップで、無くてはならない企業は沢山あります。
そういう会社の理念に真に共感して、その製品やサービスを世界に広めて会社をもっと大きくしていきたい、などの信念がある人は好きな企業に行くといいと思います。
そのような熱いビジョンを持った人はどこに行っても活躍出来るでしょう。
但し、問題は「ホワイトな会社で仕事とプライベートの両立をしたい人」です。こういう人こそホワイトな大手に行った方がいいです。(本当は大手企業こそ熱いビジョンを持った人に来てもらいですが・・・)
そんなわけで、今回は就活のテクニックというよりも会社に入ってからのことを知る良い機会になると思います。今回の目次は以下の通りです。
1. 自営業も中小企業もベンチャーも、大手企業の作り出した波に乗っているだけ
2. 給料、福利厚生が段違い
3. 同族経営の理不尽さ
4.会社員のメリットは大手企業にいてこそ発揮する
それでは、1つずつチェックしてみましょう。
自営業も中小企業もベンチャーも、大手企業の作り出した波に乗っているだけ
大手企業の凄いところは、「人が集まって資本力を持つと、大きな変化の渦を作り出すことが出来る」という点です。
その良い例はGoogle。
Googleの検索機能の登場で、インターネットの世界は大きく変化してきました。また、Googleが持っているYoutubeというメディア。
あれも結局Googleのおかげで存在していますし、稼いでいるYoutuberもGoogleには逆らえないでしょう。アカウント凍結を喰らったら収入源が吹き飛びますからね。
中小企業も自営業もビジネスモデルとしてはそれと同じなことが大半です。
大手企業の作り出した波に乗ってビジネスをしています。
有機ELやら4Kテレビなど、あなたも聞いたことのある液晶パネルの業界で言いますと、
「中国のパネルメーカーが液晶パネルの工場や新設の生産ラインを建てる(設備投資をする)」
→「液晶の製造装置メーカー(キヤノントッキなどの日本企業)の装置が売れる。」
→「装置メーカーに納入している部品メーカーが潤う」
こんな感じで、基本的に商売は大→小へと波及していきます。
どうせ働くなら、大手企業に属していた方が色々な経験が出来ると思いませんか?
どうせ会社員になるなら、大手企業に属していた方が有利だと思いませんか?
給料、福利厚生が段違い
これは言うまでもありません。
上述の通り、世の中の変化の渦を作り出しているのは大手企業であり、美味しい部分は大手企業が確保しているのは自明です。
給料で言うと、ただのサラリーマンでも生涯賃金は1億~2億円くらいは違ってきます。
福利厚生も圧倒的で、例えば私の会社ですとただでさえ休みが多いのに、有給休暇が20日配られたりします。
中小企業ですと年間10日にも満たないところは沢山ありますし、そもそも残業時間や休日出勤などでも待遇に大きな差があります。
また、私の会社では年間30万円までの英会話の補助が出ますし、それ以外にも仕事に関係したことなら研修を受けさせてくれます。
うまく利用すれば年収は見かけの年収よりも30~100万円くらい多いです。
この事実を知っていながら、「中小企業に目を向けろ」という大人は本当に悪い大人です。甘さと優しさは違います。
資本主義社会である以上、残念ながら格差というのは絶対に無くなりませんし、貴重な新卒というカードを大手企業に切らない手はありません。
同族経営の理不尽さ
仕事柄、多くの同族経営企業の方と接するのですが、「同族経営企業には入りたくない」というのが私の結論です。
その根拠として、「何をするにも同族の人が優遇されているから」です。
出世はもちろん、給料や福利厚生、その他諸々の扱いも同族者が有利。
ホント、外部から入った人の理不尽さと来たら・・・。
ちなみに、外から見ても同族経営企業は離職者が多いと感じます。
日本の経済は実は同族経営企業のおかげで発展してきたのも事実ですが、自分だったら同族経営企業には入らないです。
会社員のメリットは大手企業にいてこそ発揮する
会社員のメリットはちょっと考えるだけでも以下のことが挙げられますよね。
・個人では出来ない大きなビジネスが出来る。
・人が集まるとどうなるかが学べる(ポジティブ面、ネガティブ面)
・新卒でも立場を守られていて、研修を受けさせてくれる。
・そこそこの失敗ぐらいじゃビジネスの大勢に影響は無い。
・極論、何もしなくても給料やボーナスが入ってくる。
・社会的信用が段違いに高い。
・確定申告や保険は会社がやってくれる。
要するに、
守られながら、お金を貰え、自分の能力を向上させることが出来る。
ということですね。
それを前提としてときに、
・守られながら:大手企業の方がより守られている(福利厚生など)
・お金を貰え:大手企業の方が生涯年収が段違いに高い
・自分の能力を向上させることが出来る:大手企業の方がより複雑な仕事が出来るし、能力が高い人が多いので、自分の成長に繋がりやすい。
上記のようなことが考えられますよね。
そんなわけで、どう考えても中小企業よりも大手企業を目指すべきです。
私はこの事実を知っていたので、学生時代何もしていなくてもホワイトな大手企業を目指すことにしました。
おわりに
今回の記事は以上になります。
質問事項などがあればお気軽にご連絡下さい。
尚、この記事はアップデートしていく予定です。
それでは、次の「自己分析にやり方もヘチマもない件」でお会いしましょう!
▽本連載全シリーズは以下の通り。
【就活戦略⑫】グループディスカッション対策!落ちる人の特徴は?
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