
こんにちは、Ridです。
今回は、「自己分析にやり方もヘチマもない」というふざけたタイトルがテーマです。
「就活戦略②」でも自己分析について書きましたが、今回はもう少し詳しい部分にまで触れていきます。
目次は以下の通りです。
1. 世の中で言われている自己分析はエリート向け
2. 働いてないのに仕事なんて分かる訳無い
3. 本当の欠点を言う訳無いんだから自己分析は本質的では無い
4. 自己分析をするなら、自分は就活の中でどういう属性かを客観視する
5. 自分が受かりそうな業界はどこかある程度の検討を付ける
それでは、1つずつ見ていきましょう!
目次
世の中で言われている自己分析はエリート向け
「就活はまず自己分析から始める」という一般論。前の記事でも書きましたが、これはどう考えてもスペックの高いエリート学生向けです。
おさらいしますが、自己分析の目的としては以下の通りです。
①過去の経験を振り返り、ESや面接で使えそうなネタをピックアップ
②使えそうな長所と短所を探しておく
③自分の価値観を知り、その価値観に合った企業を受ける
この3つが自己分析の目的でしょう。
この「自己分析」ですが、学生時代何もやってこなかった学生がやっても意味無いです。笑
だって、ESで使えるネタだって、長所や短所だって、価値観だって、ハイスペックのエリート学生の方が優れているのは分かり切っていますよね?
つまり、馬鹿正直に自己分析をしても、体育会や長期留学者、その他いろいろな経験を積んで人間的に成長した人が有利になってしまう運命なんです。
あなたは、〇菱商事に内定貰う人を知っていますか?
斎〇佑樹のキャッチャーとか、早稲田で箱根駅伝に出ていた5区の人とかですけど、普通の学生が勝てると思いますか?
あなたは、三〇物産に内定貰える人を知っていますか?
京大から千葉ロッテに入団したプロ野球選手とかですけど、普通の学生が勝てると思いますか?
そんな人たちと同じ方法で就活をしても、勝てるわけが無いのです。
もちろん、普通の学生でも上記のような難関企業に内定貰っている先輩も見かけると思います。
でも、そういう先輩って能力高くないですか?
少なくとも人柄が圧倒的に良かったり、表情豊かでコミュニケーション能力が高くないですか?グローバルな経験値、高くないですか?
一見「普通」に分類される人を相手にしても、学生時代の経験が乏しい人は勝てません。勝つなら他の人と違う就活をする必要があります。
そんなわけで、世の中に出回っている自己分析はあまり意味が無く、そういうのはエリート学生が行うべき一般論なのです。
働いてないのに仕事なんて分かる訳無い
よく、「自己分析をして自分の価値観や就活の軸を考えて自分に合った企業え探せ」ということを耳にします。
自分の価値観とそれに合った企業を探したところで、内定を貰えなければ意味がありませんし、そもそもどうして自分の価値観に合った企業が分かるのでしょうか?
働く前からその仕事の価値観が分かるわけありません。人間は経験しなければ本当に分かったとは言えないからです。
仮に、自分の価値観と合った企業を見つけたとして、落ちた時のショックって計り知れないですよ?しかもそういう企業って基本的に倍率が異常に高い。
そんな企業に落ちてショックを受ける人は、最後は妥協して中小企業に行きます。
他の大手企業なんてなんとなくエントリーしているだけで大して見向きもしていないですし、メンタル崩壊して全滅なんてことはよくある話です。
そんなわけで、「さあ、自己分析だ~!」と張り切って自己分析する必要はありません。過去を振り返って、ESで使えるネタを探すくらいでいいんですよ。
本当の欠点を言う訳無いんだから自己分析は本質的では無い
先ほどの自己分析の目的の②ですね。
面接で自分の本当の短所なんて言えます?
「私は朝起きるのが苦手で時間にルーズです!」なんて言えるわけないでしょう。即落ちますよね。笑
さすがにここまで行かなくても、結局嘘を付くんですから一般的に言われている「自己分析」って茶番でしかないですよね。
自己分析シートみたいな雛型に沿って自己分析をしている学生は、今すぐそのシートを捨てちゃいましょう!
自己分析をするなら、自分は就活の中でどういう属性かを客観視する
自己分析するのであれば、自分のスペックを客観的に確認するということです。
この連載の1番最初に私が書いた通り、学生時代のスペックを箇条書きしてみましょう。
・1年間の浪人経験。
・サークル:無所属。
・ゼミ:無所属。
・通算GPA:1.4前後(それでも留年はしてません!)
・バイト:塾講師。
・卒論:書いてない。笑
・専門:経済だけど全く知識無し。新聞も読んでない。
・資格:簿記3級、運転免許。
・英語:TOEIC700点。英会話NG。
・コミュ力:笑顔が苦手。多汗症。
・見た目:175cm、63kg。塩顔で特徴に欠ける。
・早慶上位学部
それにしても酷いですね。笑
まともに使える武器って、学歴フィルターに引っ掛からないくらいじゃないですかね。笑
学歴があるとは言っても、最近は学歴は関係ないという風潮が強くなってきていますし、そもそも早慶より偏差値が上の学生なんて死ぬほど沢山いますから、大した武器にはなりません。
ここから、私は「不利な属性」と分類できます。
では、「有利な属性とは何か?」ですが、
①有名大学の体育会
②長期留学経験者(英会話やその他の外国語話者 or TOEIC900点以上)
③理系の大学院生(研究とリンクした企業はほぼ受かる)
④超高学歴(旧帝大や一橋大学以上の偏差値。早慶はあまりに人が多いので除外)
⑤起業経験者
⑥有名ゼミ出身 or GPAがほぼMAXで主席クラス
⑦モデル並みのルックス
⑧役員以上のコネ
⑨長期インターン経験者
⑩大規模サークル(出来ればスポーツ系)の役職持ち+ゼミ所属+成績優秀+アルバイト複数経験+コミュ力抜群+早慶以上の学歴+ルックス中~上のバランス型
この辺りでしょう。
こういうのが自己分析です。客観的にみて、自分は他の就活生に比べてどうか?ということを判断します。
これにプラスして高校時代までの経験も振り返って、ESや面接で使えるネタを探します。
従って、そんなに張り切ってやるものでもありません。半日あれば余裕に終わります。
自分が受かりそうな業界はどこかある程度の検討を付ける
業界によって難易度が違うことはあなたもお分かりかと思います。
但し、学生の場合、あまりにも会社のことを知らないため、誰もが聞いたことのある企業に突撃しがちです。
また、MARCHの学生に多いのが「金融信者」。
正直こういう学生は哀れとしか言いようがなく、しかも就活の難易度としてはレベルが低いのに、他人に対してどや顔を決めてしまう痛い学生です。
①マスコミ、CA、総合商社、ディベロッパー、有名外資、コンサル大手
②出版、BtoCメーカー、インフラ、BtoBメーカー
③金融、IT>ハウス、サービス、人材
大手企業のみの分類ですが、おおまかに難易度分けすると、このようになります。
①の企業は学生時代何もやってこなかった学生は避けた方が合理的です。
狙うべきオススメは、②の企業群。特にBtoBメーカーは学生には知名度が低めでかなりオススメです。私もBtoBメーカー勤務ですし、他に内定が出たのはBtoBメーカーでした。(金融は滑り止めで受ける人も多いですが、私は1社も受けませんでした。結構危険な橋を渡りました。笑)
どうしても行きたい企業があるのであれば受ければいいですが、私は「ホワイトな大手企業に内定を貰う」ことを目的としていたため、その目的に対して忠実に行動しました。
人によって目的が違いますので、必ずしも②の企業群を攻めなさいというワケではないです。
おわりに
以上が、「自己分析にやり方もヘチマもない件」になります。
分からないところがあればお気軽にご質問下さい。
それでは、次の記事で再びお会いしましょう!
▽本連載全シリーズは以下の通り。
【就活戦略①】学生時代に頑張ったことがない人必見 【就活戦略②】自己分析も合説も意味ない。嘘ばっかりの一般論 【就活戦略③】大手企業の内定を狙うべき理由 【就活戦略④】自己分析にやり方もヘチマもない件 【就活戦略⑤】効率の良い就活のやり方がわからない方へ 【就活戦略⑥】将来やりたいこと、企業選びの軸 【就活戦略⑦】会社選びと企業研究のコツとは? 【就活戦略⑧】今の日本経済を簡単に理解しておこう 【就活戦略⑨】見た目、印象で気を付けたいポイント20選 【就活戦略⑩】webテストと適性検査のコツ 【就活戦略⑪】ESは何社出す?通らない人必見! 【就活戦略⑫】グループディスカッション対策!落ちる人の特徴は? 【就活戦略⑬】面接のコツ。緊張と汗対策についても! 【就活戦略⑭】就活終了?続行? 【就活戦略⑮】入社までにやっておきたいこと 【就活戦略⑯】転職事情について
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