化学メーカーの志望動機は難しい?文系学生必見!

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化学メーカーは志望動機を作るのが難しい」という就活生の意見をよく目にします。特に文系学生。

 

そもそも、化学メーカーの仕事内容は就活生には馴染みが全くないので、各企業の違いが分からないという悩みが多いようです。

 

よく「化学メーカーは川上のビジネスで、幅広い業界の企業や人と携わることが出来る」という定番の志望動機がありますが、これでは不足しています。

 

なぜこれでは不足しているか、あなたは分かりますか??

 

その理由は後述に書くとして、今回は化学メーカーの志望動機について、化学メーカー勤務の私の経験も踏まえて話していこうと思います。

 

 

業界の志望動機

 

 

ES添削サービスをしておりますが、さすがに私のブログを見てnoteを購入して下さった方たち。化学メーカー志望の学生が多いですね。

 

そんな方たちの志望動機を目にするのですが、「業界の志望動機」になっている人が多数なんですよね。

 

私はよく、「これでは業界の志望動機です。ラブレターで、『あなたは身長の高い女性だから好きです。付き合って下さい』と書きますか?」という旨のコメントを返します。

 

確かに、化学メーカーは余程の興味が無ければ、特に文系学生からしたらチンプンカンプンだと思います。

 

しかし、それでも志望動機はやはり「企業毎の」志望動機でなければならず、そのためにはまずは各企業の差別化ポイントを理解すべきです。

 

長期インターンなどに行けた方は、その経験を志望動機にすれば良いだけなのですが、普通の学生はそんなわけには行きません。

 

そんな学生は、どのように志望動機を作ったら良いのでしょうか?

 

企業研究がまずは大事

 

 

化学メーカーを受験する文系学生の志望動機は、「業界の志望動機」になってしまいがちです。

 

冒頭の、「化学メーカーは川上のビジネスで、幅広い業界の企業や人と携わることが出来る」というのも業界の志望動機であって、その企業独自の志望動機ではありません。

 

ですから、業界の志望動機というのは、「就活の軸」に該当します。

 

「どうして沢山ある化学メーカーの中でもうちの会社が良いの?」という質問の答えにはなっていません。

 

この質問に答えるためには、他の同業他社との違いが分からなければなりません。

 

少なくとも、受験企業の独自の強みを理解する必要があります。

 

企業研究というのはコツがありまして、合説や任意の会社説明会に行きまくれば良いというワケではありません。

 

まずは、就職四季報や業界地図を熟読するところから始めましょう。

 

その後は、色々なテクニックを駆使して、各企業個別の特徴を掴んでいくのです。(※ここでは書きません)

 

川上と川中のビジネスを理解しよう

 

化学メーカーの川上と川中のビジネスでは、その属性は異なってきます。

 

ここは理解しておいた方が良いと思います。

 

ここでは、文系の営業職について書いていきます。

 

まず、川上のビジネス。

 

ここの営業は、どちらかというと「納期調整」が仕事です。

 

自社の大規模プラントの生産を調整し、担当先の企業に円滑に販売するのが仕事です。

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  1. 石油を仕入れてくるメーカー:自社のプラントで「重油」や「ナフサ(プラスチックの原料の原料)」を作る
  2. 「ナフサ」を仕入れてくるメーカー:自社プラントで「ペレット(プラスチック製品の原料)」や「繊維のもとになる液体」を作る
  3. ペレットを仕入れてくるメーカー:自社プラントで「プラスチック」を作る
  4. プラスチックを仕入れてくるメーカー:自社製品に組み込む、自社ブランド製品を作る

 

一例を挙げましたが、川上の原料のビジネスと言っても、1の石油を仕入れてくる部署の方が、より川上ですよね。

 

3のプラスチックそのものを作る企業は、どちらかというと、「川中」のビジネスになりますね。

 

4の自社製品に組み込んだり、自社ブランドを作るメーカーは、B to Bであったり、B to Cであったり、使い方によって様々です。

 

川上の企業は、そこまで数は多くありません。

 

ですから、営業の販売先は限られており、実質的には「納期調整」がミッションになってきやすいのです。

 

3のプラスチックを作るメーカーは、売り先が少し多くなります。しかし、BtoBなので、BtoCほど販売先は多くはありません。

 

 

つまりは、ピラミッド構造でして、川下に行くほど裾野(見込み客)が広くなります。

 

だからこそ、個人ビジネスは川下の方が参入しやすいんですね。

 

「提案型ビジネス」は川中?

 

就活生の大好きな「幅広い提案が出来る仕事」というのは、化学メーカーにおいてはどちらかと言うと「川中」の部隊です。その根拠は、先ほど示した通りです。

 

化学メーカーの中でも「それ殆ど川下のビジネスだね」と言える部隊もありますので、自分の受ける企業のビジネスモデルは理解しておきたいところです。

 

意識すべきは「誰がお客さんなのか?」ということです。

 

こういう部分まで意識してみると、各企業ごとのビジネスの違いが少しずつ分かってくるようになります。

 

実はこれ、いい歳したおじさん達も分かってないことが多いんです。

 

業界の重鎮だと思っていた商社のおじさんが、実はこういうことを全く意識していなかったりして驚いた経験が何度もあります・・・。

 

そりゃ、BtoBメーカーはマーケティングが下手だよねと、納得です。

 

だって、サプライチェーンが全く見えてないんだもの。

 

「お客さんのお客さんは誰?」というのも営業マンとしては絶対に意識しなければならないことです。

(就活生はこれ、絶対覚えておいてください。これが分からないと、営業マンとしては三流以下です。)

 

おわりに

実はこの記事、本質的なことを書いてはいるのですが、「テクニック」的なことは一切書いていません。

 

これはやはり、その人その人のESを見ながら仕込むものであり、個別対応が必要になってきます。

 

ですからここでハッキリ言えるのは、「業界の志望動機にならないようにね」ということくらいです。

 

「私のES、業界の志望動機になっていないかな?」と不安な人は、⇒私のnoteから、添削を受けてみるのも1つの手だと思います。

 

値段の割にフィードバック量は多いので、結構良いサービスだと自負しておりますので、ここでも宣伝しちゃいます。

 

匿名で且つ、経済を広く俯瞰している現役営業マンとの接点を簡単に作れるのは滅多にないことだと思います。内定後・入社前の相談なども受けますので、ネットを介した戦略本部だと思って、飛び込んできてくださいね。

 

その節約した飲み会代が、あなたの自己成長に繋がることになれば良いなと思い、筆を置きたいと思います。

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この記事の著者

Rid

とある化学メーカー勤務のサラリーマン。部署内、歴代最速で昇級。歴代最速で新卒の指導員。製造業の現場から、経済を俯瞰している現場の沸騰経済学者。科学の発展と経済の未来を考えるのが好き。
一方では、会社員での給料を元手に投資の世界へ。為替を主戦場として、金融の世界からも世界経済を観察している。

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