
会社の職場には、必ずといって良いほどお節介な人がいると思います。
部下や後輩は、「ウザい!!」と思っていても直接言えるワケもなく、気付かないうちに嫌われている先輩や上司も沢山います。
実は私の職場にもお節介おばさんが1人いて、後輩がその餌食になっています。
部下でもないただの後輩に、自身の経験や知識を共有してくれる優しい先輩ではあるのですが、後輩にヒヤリングをすると、
「〇〇さん、お節介過ぎてウザいです。最初は優しいと思ってましたけど、今は普通に嫌いです!!」
と言っていて、私は「やっぱりな」と納得してしまいました。私は最初から「あの人お節介過ぎるだろ。」と思っていましたから。笑
なぜ最初からそのように思っていたのかと言いますと、「お節介でウザい人」が使いがちなあるワードを多用する人だったからです。
「大丈夫?」を連呼する
これ、私が新入社員の時に、先輩に何度も言われてイラついたワードでもあったのですが、
「大丈夫?」
とやたらにいう人はお節介焼きで、後輩に嫌われる可能性が高まります。
「うるさいな、大丈夫だよ!!」
と言い返したいところではありますが、気遣ってくれる先輩にそんなことは言えません。
また、「大丈夫?」と聞かれてしまうような自分にも問題はありますので、何回も言われてイラっとはしますが、有難くその言葉を受け取るようにしていました。
ただ、今になってみれば、単なるお節介焼きだったんだなと思います。なぜなら、その先輩、仕事出来なかったので。笑
その先輩とジョブローテで入れ替わりに入ってきたおばさんの先輩社員も、「大丈夫?」を連呼する人でした。
その餌食になったのは私の後輩の新入社員。
確かに、後輩は要領が悪いのですが、その先輩は自分には甘いのに他人に厳しいタイプの先輩。
「〇〇さんは自分が出来ていないくせに、私にはすぐに『大丈夫?』とお節介を焼いてくる」
と後輩は嫌がっており、「お前が言うな」タイプの先輩は、親切心がお節介になってしまいます。
理想論を押し付ける
後輩のキャパオーバーに気付いていないのか分かりませんが、自分の理想に沿わない部分があると、すぐに「大丈夫?」と後輩に聞き、指摘をします。
その先輩はExcelや資料作成のスキルが高く、勉強熱心でもあり事務処理能力が非常に高いのですが、そのせいか理想と現実のギャップを意識出来ていないのです。
理想が高い分、他人に要求する水準も高く、後輩には「簿記やっておいた方がいい」「契約書の勉強しておきな」「Excelのマクロ出来ると便利だから練習しておきな」と、一度に沢山のアドバイスをしてしまいます。
言っていることは間違っていません。むしろビジネスマンとしては正しい。
ただ、キャパが足りていない人にそのような指摘の嵐は逆効果。
その指摘を勤務時間中にやるので、隣で聞いていて、「その有難い助言の時間があったら事務処理終わって、スキマ時間が作れるのでは・・・?」といつもツッコミを入れたくなります。笑
後輩も、「私に能力が無いのは分かってること」といつも言っていて、その先輩の理想論の説法は、単に「仕事のジャマ」ということになります。
まとめ
この記事を読んでいるあなたも、「お節介」に思われないように、気を付けなければなりません。
1番嫌われるのが、「大丈夫?」という過剰な心配です。これは私の経験からも間違いないと思います。
特に、本当に大丈夫な人からしたら、相当鬱陶しいお節介焼きですからね。
「心配している私、ちゃんと先輩やってるでしょ!」と、独りよがりにならないように注意しましょう。
また、「お前が言うな」的な反感を受けないよう、常に自分の言動には注意をしておかなければなりません。
「口だけ」の人が1番嫌われるのはいつの時代も共通していますから、まずは自分を客観視すること。
これがビジネスマンにとって最も大事なスキルなんじゃないかなと思います。
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